今朝は夢の途中から「あのギターはどうだったけ?」って頭に浮かんだので朝飯後さっそくばらしてみました。ボディの厚さは最太部で 2 1/4 inch。5cm以上あるのに軽いんです。で、裏のカバーを外してみたら出ました出ました。穴あきチーズ状のダイエット・ボディ。 直径 1 1/2 inch 深さ3cm 程の穴が20個以上。 ここまで削ってあるとソリッド・ボディとは云えませんよね。で、50年代の RIC Comb 600, 800 はsemi solid と云う分類ですかね。ジャックプレートがブラスに交換されていてシリアルナンバーが無くなってるので正確な年度はわかりませんが、Pegに面白い現象がありました。写真を見ていただければおわかりの通り、6弦側は56年からの KLUSON シングルライン。1弦側はそれ以前のノーブランド。いつから変わったのかは KLUSON の歴史を紐解かなければいけませんがとりあえずこのギターは 1956年製 は間違いないようです。
画 像: ネズミに喰われそうなボディ -(132 KB)